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2014
11
02
投稿 Cordu-Roy

:: 神大附属中等教育学校の適性検査を考察

[ 投稿 水口佑@管理人 ]
カテゴリー> 説明会レポート
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理総研ブログ
説明会レポートと銘打ちながら管理人は10月に実施された学校主催の説明会には2回とも参加できませんでした。2回とも同じ曜日とか...。

KUチャレンジについては、結果が出てからしばらく経ち、その間に各塾挙げて内容や結果や分析を説明会やWebで披露しています。
管理人自身もそういった学習塾に身を置く者なのですが、主観のすべてをこのタイミングで披露するのは控えます。実際、自身が属する学習塾において神大附属関連のイベントや説明会に意図的にノータッチで、塾主催の説明会でどういった資料を保護者に配布しているのか知りませんし、イベント講座でどういった教材を使っているのかも知りません。

一般適性検査が始まるにあたって昨年より神大附属さんには(個人的な理由で)何回か伺わせていただきましたが、こんな迷惑な管理人をいつも快く受け入れてくれる神大附属さんとは互いに信頼ある関係でいたいので、個人的に知り得た情報はたとえ同僚でも伝えないようにしています。またその事を知っていながら管理人のフリーダムな動きを制限してこない我が塾の肝っ玉も大したもので、つくづくイー職場だな〜と思っている次第です。

そんなこんなで検閲もないので、神戸大学附属中等教育学校の一般的性検査(つまり入試)の動向を個人的な見解でまとめてみます。控えます、って上で書きましたが、KUチャレンジの自然環境領域の検査問題を見てこれだけは、と思うことは書いておきます。

それは、今現在ある水準以上の私立中学校の入試に向けて学習塾で切磋琢磨している受験生にとって、神大附属の自然環境領域の適性検査は「長時間の対策は不要」ということです。他の領域のコトは語りません。というか理科講師の自分には語れません。

KUチャレンジを見ただけの所見なので本番では変わってくるんじゃ...と思うでしょうが、適性検査だけあって、過度な競争を演出してはいけない事情から難易度を高めてくることは難しいですし、その層の受験生がどういった学習をしているか、どういう思考順序で解答していくか管理人はよく知っています。小学校で習ったことだけで解ける、となっていてもそれは問いと解の部分であり、適性検査で試されるのは過程も含めてです。

神戸大学附属中等教育学校が掲げる4つの力のうち「見つける力」「調べる力」「まとめる力」は、自然環境領域においてはつまり合理的解を導くことであり、解に繋がる条件が問題文だけに存在するのであれば、今取り組んでいる学習よりも解への道のりは短いのです。このある水準以上の受験生は、問題文で与えられる以上の知識背景(暗記知識)も駆使して解を導く訓練を積んでいます。残りの「発表する力」が解答欄を埋めていく作業なら、その層の受験生は、解とそこに至るまでの短い過程を書き写すだけです。これは数学における証明問題よりも安易な作業で、将来的に理系が多くなるその層の受験生に対して「何か書いてこい」というだけで彼ら・彼女らはすべてを察してくれます。多くの手ほどきを必要としません。

もちろんフォーマットに慣れておくことは大事なので他の適性検査タイプの演習も必要です。しかしその難易度の類題だけを長時間演習しても、入検本番で頭角を表すことは難しいでしょう。あくまでも自然環境領域だけの話、としておきます。

日程の都合や募集人数などから本番の入検でそういった層の受検生が何十人も集まるわけでは無いと思いますが、抽選とはいえKUチャレンジが実施されたのが7月20日の日曜日であることを考慮しなければいけません。私学を目指す受験にとって夏期講習前の最後の日曜日、各塾共大きなイベントをねじ込んでいます。管理人もその手の層の生徒達に授業していました。KUチャレンジの自然環境領域の平均が55.8点というのは、慎重に議論すればするほど実態が掴めなくなる資料となります。

灘・甲陽の受験生には、そこがダメなら公立で、という児童が少なからずいて、そういった児童やその家庭において神大附属という選択肢は今までにない魅力となります。学校側の思惑はさておき、神大附属だけを志望するなら適性検査タイプの演習だけをこなした方が良い、という方針は自然環境領域については正解とはいえず、合格ラインは思ったよりも高くなると想定しておいた方が無難です。

個人的な検閲でいろいろオブラートに包んだ上で、要は何が言いたいかというと、神大附属合格を謳う塾やクラスに所属していても、過去問も無けれな平均点も参考にしづらい現状、指導する側にある程度の視野がないと「君なら大丈夫」という言葉は空虚だということです。

あ、それと、KUチャレンジでは自然環境と市民社会の1つめの大問が共通問題として出題されていて驚きました。そうするコトの良い面と悪い面を熟慮した上でのあえての出題だと思いますし、割と好意的に捉えてます。が、やはり問いの部分を小学校ではどの授業で扱うか、と考えたとき、大分社会よりである感は否めません。


さて、入試日程についての所見を書いてみます。各私立中学校の合格発表が出てくる統一入試日翌日からの日程をまとめたのが次の図です。

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神大附属の入検日が1月20日火曜日と決定してから近隣の私立中学校の日程に何らかの動きが出るのは想定内ですが、まさか六甲がB日程を神大附属にかぶせてくるとは思いませんでした。

六甲受験生が神大附属に流れるという予測は前回の記事にある通りです。六甲という学校の性格からして意外だなーと思ったわけで、何か外部からの入れ知恵があったような気がしないでもないですが、管理人ごときが与り知るところではありません。しかしこの動きは、A日程を受験した心から六甲に通いたいと願う受験生に対して、B日程という2回目のチャンスをさらに厳しいものに変えました。情で学校運営はできませんが、結果として20日のB日程入試には洛南・東大寺結果待ちの受験生が集まり、六甲A日程受験組の幾分かが押し出される形で神大附属の入検に流れることになりそうです。

動くなら須磨学園かと思っていたのにこちらは様子見といったところでしょうか。データの少ない状態では動かない、なるほどそれも須磨学園っぽい。もちろん管理人ごときには真意なんて分かりませんテキトーです。

あと神戸女学院受験生の受け皿になりたい雰囲気だった甲南女子のSアドバンストが火曜日から水曜日に動き、スタンダードへの移行合格を認めるようになりました。争いを避けてなお神大附属よりも先に合格発表を出し、B入試でのSアドバンストの合格者を増やす。確かに今春のSアドバンスト一期生の大学進学実績は学校側も宣伝材料にしたいところでしょう。が、SアドバンストのSが何なのか知らない管理人ごときですからこんな予測もアテになりません。

神大附属側の動きとしては、大教大附属池田の検査日に登校日を重ねることで、一定の配慮を見せた形になりました。この見解は合ってます...多分。

受験パターンを考えるときは上の図を参考に合格発表のタイミングと合格した学校の登校日などに注意しましょう。神大附属の合格者登校日となる1月24日は、高槻後期の合格発表、親和・神戸海星・清風南海の合格者登校日とかぶります。上の図はすべての学校を網羅しているわけではありませんし間違ってるかも知れませんので、最終確認は御自身で自己責任で行って下さい。

20日の受験生の動向を考えてみます。

幼少の頃より学習塾に通っている受験生とその家族にとっては、大学進学実績が無い以上判断材料に乏しく、それなりにしがらみのある国立大附属に大学入試に向けた指導を託すには英断が必要で、私立に通った方が安心感が強いために、その多数は20日に六甲B日程・高槻中期・清風等を選んで神大附属をそもそも受検しないか、受検(神戸女学院以外は統一入試日の結果を経験した上で受検)するにしても数ある併願校の軽めの1つとしか捉えず、その後にどこかの私立に合格あるいは繰り上げ合格が出るとそちらに行ってしまうでしょう。共学校はイヤということもあるでしょう。

ただし中には、私立中学校の学費の分を中高6年間学習塾に回せる、と考える家庭もあります。受験競争における、経済状況を踏まえた合理的な作戦だと思います。この層の受検生はダークホースとなり、入学後の神大附属の実績を牽引していくことになります。

そして上にも書いた、第一志望がダメなら公立でイーという層で、男子に多いです。灘・甲陽の受験者に数%存在し実力の程は様々ですが、演習量は豊富ですし腹をくくってる分精神的に強いです。

女子に限って言えば、上位層に選択肢の少ない兵庫県ですし20日は空き日(神戸女学院受験生は結果待ち)のようなものなので、私立志向が強くともとりあえず受検してみる、となりそうです。神大附属が奇しくも、県外に流出していた女子優秀児をふみとどまらせる防波堤の役割を担う形になっていくかもしれません。

神大附属一筋で入検に臨む受検生はこういった層と競い合うことになりますが、統一入試日あるいはそこから遠く離れた日に入検を実施しない限り、何年経ってもこれは宿命です。辞退する合格者がそれなりに出てくるので24日以降繰り上げ合格もそれなりに出るでしょう。しかし激戦であることは間違いありません。


ココ理総研へのアクセス統計を見ると「神戸大学附属中等教育学校 偏差値」というキーワード検索による訪問がとても多いです。世間の関心はそこにあって管理人としても何らかの答えを提示したいのですが、予測が外れたときに、自己責任という言葉を理解できない面倒くさい人達から叩かれるようになるとしんどいのでやめときます。
(2014-11-02 06:40:03)
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2013
03
24
投稿 Cordu-Roy

:: 神戸大学附属中等教育学校 説明会(2)

[ 投稿 水口佑@管理人 ]
カテゴリー> 説明会レポート

神戸大学附属中等教育学校 説明会(1)」からの続きです。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)神大附属中等の入試日程や試験科目を語る前に、これを読んでいる方にとってはとても大事なことだと思うので、公立中高一貫校に関わる法制度を紹介しておきます。公立中高一貫教育校は平成11年に施行された「学校教育法等の一部を改正する法律」によって制度が発足しました。私立とは異なりその運営はすべて公費でまかなわれていることから、公平・平等が基本理念となります。そのため「受験準備に偏したいわゆる『受験エリート校』化など、偏差値による学校間格差を助長することのないよう十分配慮すること」が国会審議で求められ、法案成立の際に「入学者の決定に当たって学力試験を行わない・受験競争の低年齢化を招かない」等の[ 附帯決議(PDF) ]が付されています。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)どれだけとんがった事をしようにも守らなければならない法の壁は厚く、それほど自由の利かない国立ですから、入学を検討される方はこの基本理念(公平・平等)と附帯決議の内容を充分に理解しておく必要がありそうです。公立中高一貫校が実施する「それって学力検査なんじゃないの?」と思われるものはこの附帯決議のために名称を「適性検査」としており、神大附属中等もこの路線を踏襲します。そうです学力検査ではないのです。気のせいなのです。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)なお、これほど公立中高一貫校が注目される昨今、当然ながら私立学校の連合会も黙っていないわけで、文部科学省に「公立中高一貫教育校の入学者選抜における「学力検査」の取扱いについて(意見)」といった「適性検査ってなんやねん!」という牽制球をはなっています。説明会で頂いた資料の中にはとある学習塾の広告の混じったタブロイド版情報誌があって、その広告では神大附属中等への合格までをプロデュース!という文句のもと新小学4・5年生向けのイベントを打ってあり、内心「こういうことするとまた私学連に火がついちゃうぞー」とか思ったわけです。圧力がかかると決定事項も曲がりかねない、そんな懸念を学習塾はまだ持っておいたほうが良い時期です。私学連を敵に回して、下手すると自分の首を絞めかねません。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)そしてその神大附属中等が予定している適性検査の内容ですが、現在2つの案(A,B)まで絞り込まれています。上記のとおり学力検査ではありませんので、国語・算数・理科・社会といった科目名は登場しません。以下、なんとなく察してください。そして、まだすべてが検討中であることも考慮下さい。

未決定事項A案言語表現(100点)
・・・記述式,表現,読み解く問題多?
数理探求(100点)
・・・考え方のプロセス重視?
自然環境(50点)
・・・実験,観察からのアプローチ多?
市民社会(50点)
・・・記述式,資料から読み解く問題多?
300点
B案言語表現(100点)
数理探求(100点)

自然環境(100点)または市民社会(100点)
・・・選択
300点
ほぼ決定事項面接(30点?) 調査書(30点?)
抽選制度無し
60点?
合計360点?


神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)説明会では、言語表現,数理探求,自然環境,市民社会はいずれも小学校履修範囲を超えない旨を強調しておられました。私学の入試と違って履修範囲を超えられないのは当然のことですが、だからと言って内容が簡単であるとは限りません。特に数理探求における「プロセス重視」は、パターン化に染まった受験勉強では養えない自己表現力が必要となりそうです。面接については「堅苦しくないものにしたい」ともとれる趣旨の話をしておられました。配点・採点基準の事後公表も検討しているそうで、透明性の高い検査は公正の観点からも歓迎したいです。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)次に検査日程です。神大附属中等がある兵庫県は入試解禁日(統一入試日)を設定しており、兵庫県に籍を置く限り解禁日前に試験を実施することは許されません。学校側も承知しており当然それに準じます。ということは神大附属中等の検査実施日は必然的に解禁日かそれ以降となります。兵庫県(というか近畿2府4県)の入試解禁日は、年度によって異なるもののここしばらくは1月の中旬頃の土曜日で落ち着いています。一般募集を始める初年度は募集人数が40名(男女概ね同数)です。次年度以降は80名簿集。説明会の注目度から考えて、日程・検査領域次第ではとんでもない倍率になるかも知れません。しかしやはりここも検討中の事項ですし、そもそも1日入試なのか、専願制をとるのか等決まっていないことは多いです。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)いくら教科書範囲を超えないとしても、関西私学入試の男子の主流は3科ですし、重ねて男子は記述式が苦手な場合が多いです。それに対して女子にとっては様々な意味で願ったり叶ったりの学校となるのでしょう。成績優秀な児童を集めたいと表立って願っているわけでは無いでしょうが、A案でもB案でも市民社会が自然環境と同等の扱いである限り、入学直後の男女格差を生む可能性をはらんでいます。日程次第では、共学という観点から見れば関西学院・須磨学園,3科という観点から見れば六甲中、このあたりの受験者層が大きく動きそうな気がしています。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)公平・平等の理念と附帯決議に縛られてそれでもなお注目度が高いのは、やはり学費の面でしょうか。説明会の資料によれば、神大附属中等の6年間の必要経費は約120万円(高校の無償化が継続している場合)。仮に無償化が廃止されても+約35万円。6年間でこれですから私学の学費とは比べようもない負担減です。ただし負担が軽いということを決定打に学校選びをすることは危険ですので、今後明確になってくるアドミッションポリシー(受け入れ方針)や神大附属中等特有の人材育成プログラム「Kobeポート・インテリジェント・プロジェクト(PDF)」がご家庭の教育方針に沿っているかどうか、注視しておく必要はあります。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(2)今回の説明会は、検討中の事項を発表することよりも、神大附属中等が地域のニーズを直接採り入れる場という意味合いが強いです。こういった趣旨の説明会はこれで終わりではなく、来たる2013年6月2日(日)に開催されるオープンスクールでも同様の説明会が併催される模様です。内容や申込みについては4月中に神大附属中等のウェブサイトにてお知らせがあるそうです。神大附属中等教育学校に興味のある方は、学校や在校生の雰囲気を直接知るためにもオープンスクールにはぜひともご参加を。あ、大分先の話ですが文化祭も開催されます(9月14〜15日)。生徒会主導で目標来客人数5,000人!と気合いの入ったものなので、こちらもぜひ。いや〜、この注目度からしたら5,000人どころじゃ済まないと思うけどね。

この時期に、私学中入試が白熱するこの地域で一般募集を始めようという新しい神大附属中等がどのようなスタイルを提案・確立してくるか、期待しながらも期待しすぎず、塾講師としても理総研管理人としても、今後の動向に注目し続けてみます。
(2013-03-24 02:49:36)
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2013
03
22
投稿 Cordu-Roy

:: 神戸大学附属中等教育学校 説明会(1)

[ 投稿 水口佑@管理人 ]
カテゴリー> 説明会レポート
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神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)2015年度(平成27年度)より一般小学生の募集が始まる神戸大学附属中等教育学校(以下、神大附属中等)の説明会が開催され、兵庫県南部中学入試情勢に大きな影響を与えることは必至であるこの学校の情報にとても興味津々な管理人@理総研も参加して参りました。法人化に伴って経営や生徒確保の枠組みに聖域無しの見直しを迫られた国立大学の中で、また、国立附属への信用の低下・進路実績の低下が危ぶまれる中で、危機意識を隠さず安易に頼らない長期の再編計画を打ち立てた神戸大学。蒔いた種がこれから結実しようとしています。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)説明会の受付時間は09:30〜10:30で、小雨の降る中10:00頃に最寄り駅である阪急御影駅に降り立ちました。体力のない私にしたら学校へのあの坂を歩いて登る行為は片道切符にちがいない....などと生命の危険感じていたら、御影駅で学校職員の方々によるスクールバスの案内がありました。そう、神大附属中等にはスクールバスがあります。また学校正門前には神戸市バスの停留所「神大附属小前」(19,39系統)もあり、JR住吉駅・阪神御影駅からのアクセスが可能です。ともかく阪急御影駅南のロータリーからスクールバスに乗せていただき(200円お支払い)、息切れすることもなく学校に到着できました。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)校内にあるバス停でスクールバスを降り、職員の方々や挨拶も華やかなとても感じが良い在校生達に案内され、説明会会場である体育館へ。ここでも御影の駅前でも、そして説明会中でも、まるで私学の説明会に来たかのような丁寧な職員の対応は、今まで何となく上から目線の他の国立附属(小も中も)を見てきた管理人にとってとても新鮮なものであり、そこにこの学校がかつてない国立附属を形作ろうとしている姿勢を感じました。そして想像していたより校舎が綺麗。2011年夏から校舎改修を実施していたのですね。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)ここでも職員と在校生達による丁寧なお出迎え。体育館入り口で説明会資料と外靴を入れる袋を頂く。外靴に被せるタイプのビニールもありましたが、ここはやはり保護者気分を満喫するためにスリッパをお借りしました。休日だったこともあり小さなお子様連れの参加者もありましたが、柔道場で託児も行っていました。ますますこの学校が私立中っぽく見えてしまいます。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)本日の説明会は学校側の予想を大きく上回る申込みがあったらしく会場を2つに分けての開催となっていました。遅刻はしなかったものの到着が遅かったために第1会場(体育館2F第1アリーナ)は満員で、管理人は第2会場(体育館1F第2アリーナ)へ。ここもあと少しで満員という状況でした。説明会が終わってから個別相談会が催されている第1会場をさっと見学。第2会場よりも広く、そこにもイスが敷き詰められ、2つの会場にいた参加者の合計はパッと見で1500名は下らないんじゃないかと思われます。もちろんご家族での参加もありますので1500組というわけではありませんが、改めて神大附属中等の注目度・期待度の高さを目の当たりにしました。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)さて説明会の内容です。神大附属中等のここに至るまでの沿革や教師,生徒による模擬授業(伝統ある小集団学習の実演),神大の校訓でもある「自治」を継承しつつ独自の校風を模索し続ける生徒会の活動報告などがありましたが、やはり参加者の関心が最も高かったのは入試日程(検査日程)や試験科目(検査領域)のお話です。学校がさまざまな媒体で紹介している以上の話は出てきませんでした。というよりも、こういった説明会の場を設けて参加者からアンケートを回収し、その内容を吟味して決定していこうという姿勢です。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)実はこの保護者への説明会より以前に、神大附属中等は各学習塾の担当者を招待して意見交換会を開いております。そこには管理人は参加しておりませんので詳しい話はできませんが、ともかく学校はこのように、親方日の丸を前面に出した上意下達式の決定を下すのではなく、時代のニーズに合わせた柔軟な姿勢をもって事に当たろうとしています。

神戸大学附属中等教育学校 説明会レポート(1)余談ですが、ある参加者から「入学してから塾に通うのはアリなんでしょうか?」という趣旨の質疑がありました。これに対して学校側は「どーぞどーぞ(ニコッ)」という感じでした。やはりなんとなく、他の国立附属とはいろいろ事情が違っているように思えます。

長くなったので、「神戸大学附属中等教育学校 説明会(2)」へ続きます。内容が少し堅めかも。
(2013-03-22 19:47:24)
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