中学受験専門 理科総合研究所 −理総研−

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2012
01
22
投稿 Cordu-Roy

:: 2012年度、関西中学入試を理科的に見るA

[ 投稿 水口佑@管理人 ]
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理総研ブログ
前の記事「2012年度、関西中学入試を理科的に見る@」の続きです。各中学校の入試問題を振り返っています。


<星光学院・理科>
例年通り決して難しい問題は無く、ミスせずに解き進める慎重さが必要。問題よりも体裁にばかり目がいってしまいました。問題文の字体や文末表現が急に変わったり行開始位置におかしいところがあったり、解答用紙に余分なワクがついてたり。

<西大和本校入試・理科>
初めて午後入試を採用した西大和、最初の発表でどれぐらいの合格者を出すのか個人的にとても興味を持っていました。県外入試との難易度の差が激しく、本校入試はそれはもう受験生にとって難しかったでしょう。難しい小問にさっさと見切りを付けて次の問題に進むスピードが必要です。

<六甲・理科>
誰も指摘してる風ではないけど、大問2の最後って、地球の公転周期か月の満ち欠けの周期を与えないと答えを導けないような気が...。全体的にそんなに難しくないです。大問5の生物の実験の進め方に懐かしさ・かつての六甲らしさを感じてしまいました。

<洛星前期・理科>
「クリアランス」という単語が頭から離れなくなる。じゅうぶんに対策が可能な出題群だと思います。化学の大問の「小学校の理科の教科書にのっている実験を〜」って一文が何となく洛星っぽいな、と。

<関西学院・理科>
甲陽がこの御時世に...なんて前記事に書きましたが、関学は発電所やとってつけた感満載の津波の問題を出題しています。生物の大問が2つあり、うち1つは身のまわりの自然に目を向けているかが問われています。新聞なども大事だったかもしれません。

<岡山白陵・理科>
ここ数年は「電気が出たらヤバイ」と定評の岡山白陵、電気ではなくてこのつり合いでした。全体的に難易度は高くないです。ペルセウス座流星群も、もうみんな知ってるよね。あぁ、でも力学の最後の小問だけは少し苦しめられた。


今日はここまでにします。
(2012-01-22 02:44:04)
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