日本一難しいとも言われる甲陽学院の理科ですが,出題傾向や求められる力は大きく変わらず,特に化学と物理は十分に対策が可能です。
甲陽学院の理科対策として過去問を解くことは,実力を測るだけでなく,解法の習得や55分間の戦略を確認する大切な作業です。
過去問を解いて採点をし,この年度であれば
- どこをやり直すべきか
- どこを自力で乗り越えられないといけなかったか
- 何を間違えてはいけなかったか
- 何を捨てるべきだったか
日本一難しいとも言われる甲陽学院の理科ですが,出題傾向や求められる力は大きく変わらず,特に化学と物理は十分に対策が可能です。
甲陽学院の理科対策として過去問を解くことは,実力を測るだけでなく,解法の習得や55分間の戦略を確認する大切な作業です。
過去問を解いて採点をし,この年度であれば
通塾先の講師が甲陽の理科に精通していれば,9月以降は過去問を重視し,添削や取捨選択,解法のアプローチまで適切に指導してくれるはずです。
そのような恵まれた環境にある場合本教材は不要ですが,全ての甲陽受験生がそうとは限りません。
本教材は,関西最難関中の理科を長年指導し,年間100件以上の甲陽理科を添削してきた筆者・石持賢(理総研出版代表)の経験をもとに,過去問の最適な活用法をまとめたものです。
| 指標例 | 間違えてはいけない問題 | |
| ※ | 基礎点に該当する箇所です。 | |
| やり直すべき問題 | ||
| ※ | ここを自力で解けるようにすることが傾向対策です。 | |
| やり直さなくてよい問題 | ||
| ※ | 特殊すぎる・難しすぎる(捨て問)箇所です。 | |
表・グラフ問題は特に化学でほぼ毎年出題され,ほとんどの場合が難問です。
しかし,いくつかのパターンを押さえれば,問われる内容や必要なデータが明確になります。
線形思考とは表・グラフの規則を見つけて次の数値を正確に求める能力のことで,定量的理解とも言えます。
甲陽理科の計算問題は緻密で無駄がなく,正解に至る美しい一本道があります。
「グラフ化」はその美しさを実感しやすい最良の方法であり,筆者はこれを重視して指導しています。
力任せの計算は時間がかかり苦手意識を生むだけで,問題ごとにしか使えない非効率な解法です。この悪循環から抜け出すことが重要です
。
本教材「線形思考」では,表・グラフ問題を中心に,大振りではないオリジナルパターンとその組み合わせをもって正解に至る流れを示します。
本教材を使えば,どの年度の表・グラフ問題も同様のパターンで対応可能だとご理解いただけるはずです(満点を狙う意味ではありません)。
本教材は決して易しくありませんが,理解できればグラフ化の有効性や楽しさを実感でき,甲陽理科の十分な素養の証明となります。
その場合,個別指導塾は不要かもしれません。
逆に理解が難しければ,早めに多くの過去問に取り組むことが最良の対策です。
※化学・物理の全大問を扱っているわけではありません。また本教材は解説ではなく指南書の側面が強く,正解一歩手前までの誘導にとどめている場合が多いです。
甲陽理科対策に55分間の過去問演習は有効ですが,多忙な受験生は12月末頃からはまとまった学習時間を取りにくくなります。